これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年7月26日「なぜ例えを用いるのか」(マタイによる福音書13章10~17節)

今日の箇所は、種蒔きの例えとその説明に挟まれた部分です。なぜ(弟子たちが直接天の国の秘密を悟ることが許されているに)群衆は例えを用いて間接的にしか聞くことができないのか、弟子たちが主イエスに聞きます。10節です。主イエスはお答えになります…

2020年7月19日「種を蒔く人」(マタイによる福音書13章1~23(10~17を除く)節)

今日の箇所は、いつもと異なり、10節から17節を省いています(次回扱います)。前半が種を蒔く人のたとえそのもので、省いた部分がたとえを用いて話す理由、そして後半がたとえの主イエスご自身による説明です。しかし学問的には、たとえそのものは主イ…

2020年7月12日「主イエスの家族となる」(マタイによる福音書12章46~50節)

今日の箇所は、ベルゼブル論争と天国の例えの間に挟まれた箇所です。「なお話しておられるとき」が前回までとの繋がりを示しています。また、「天の父の御心を行う」という言葉が、次回からの天国の例えへと繋がっていきます。最初の2節が、今回の出来事の…

2020年7月5日「空白はいけない」(マタイによる福音書12章43~45節)

ベルゼブル論争からはじまった箇所は、今日の主イエスのたとえ話で終ります。このたとえ話に出てくるのは、汚れた霊です。例えの出来事自体はとても単純です。汚れた霊がまず、誰かから出て行きます。43節です。なぜ出て行くのかは描かれていません。休む…