これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年8月29日「つまずきを越えて」(マタイによる福音書26章31~35節)

前回、過越の食事が終りました。そこで主イエスは、弟子たちと共に讃美の歌を歌ってから、オリーブ山へ向かいます。ゲツセマネへ行くのでしょう。そのとき、弟子たちのつまずきを予告なさいます。31節です。「今夜」ですから、本当に間近なことを予告なさ…

2021年8月22日「主の晩餐」(マタイによる福音書26章26~30節)

今日の聖書箇所がはじまる時点で、既に過越の食事ははじまっています。過越の食事の中で、主イエスは、主の晩餐・聖餐の制定をなさいました。私達は、聖餐の制定が、全く文脈のない無機質な提議のようにしてなされたのではないことに注目しましょう。しかも…

2021年8月15日「私の軛(くびき)は」(マタイによる福音書26章14~25節)

前回は、主イエス殺害の計画とベタニアでの香油注ぎの箇所でした。分からないなりに主イエスを愛して行動するときに、主イエスは喜んでくださいます。 今日の箇所は、その続きです。前半がユダの裏切りの企てです。香油を注いだ女とは対照的に、裏切る(引き…

2021年8月8日「記念として」(マタイによる福音書26章1~13節)

前回で、3章に及ぶ最後の説教が終りました。今日の箇所から、一直線に十字架へ向かいます。その最初にあるのが、今日の記事です。この箇所は二つの部分からなります。前半では、権力者たちが主イエスを殺す計画を建てています立てています。後半では、対照…

2021年8月1日「平和を保って」(使徒言行録9章26~31節)

今日は日本基督教団では、平和聖日です。今日は、マタイの講解説教をお休みして、聖書日課です。今日の聖書箇所は、サウロ(後のパウロ)の回心の記事と同じ章です。尤もパウロは回心の後で、ダマスコ伝道をしています。ここに「かなりの日数がたって」(2…