2016-01-01から1年間の記事一覧
クリスマスおめでとう。今日はマルコの講解説教を一回だけお休みして、ルカの降誕の記事に聴きます。といいましても、この箇所全体を丁寧にみるのではなくて、大まかにみつつ、三つのポイントだけをお話致します。 舞台設定は、住民登録の時です。ルカ福音書…
前回は、荒れ野の40日間、試練の時でした。今日はその後、宣教・公生涯のはじめです。その開始の合図は、洗礼者ヨハネが捕らえられたことです。(捕らえるという言葉は、「引き渡される」(主イエスのご受難の箇所で出てくる)ですので、逮捕ではなくて死…
前回、主イエスは洗礼者ヨハネから洗礼を受けました。そしてすぐに、聖霊は主イエスを荒れ野に送り出します。12節。この「送り出す」は、「強いて(無理やり)行かせる」という言葉です。父なる神は、主イエスを「わたしの愛する子」と認証すると直ちに、…
今日でマルコによる福音書も三回目、二番目の聖書箇所です。教会の暦の上では、今日からアドベント(待降節)第二週です。御子のご降誕への備えの季節、御子イエス・キリストの公生涯の最初の所を学ぶのも時宜に適っています。マルコが、洗礼者ヨハネの出来…
先週からマルコによる福音書に入りました。教会の暦の上では、今日からアドベント(待降節)に入り、新しい一年がはじまりました。先週は、主に5節までの箇所から、表題としての1節、また公生涯の前にどうしても描く必要があった洗礼者ヨハネのことをみま…
先週でテサロニケの信徒への手紙一の講解説教は終わり、今日からマルコによる福音書に入ります。教会の暦の上では、今日が一年の最後の主日、来週がアドベント(待降節)に入り、新しい一年がはじまります。この今日と次回の二回にわたって、この福音書の一…
今日の聖書箇所でテサロニケの信徒への手紙一は終わりです。前回は、25節以下、後半の本当に最後の箇所をみましたので、今日は、23・24節、最初の2節に集中します。 この手紙では、前半の最後(3章終わり)でもしていましたが、祈りの言葉です。パウ…