これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年6月27日「目を覚ましていなさい」(マタイによる福音書24章36~44節)

前回、主が来られる予兆・終末の予兆について、まるで真逆の二つのことが語られているということを申し上げました。一つは前回のいちじくの木の教えです。予兆はあるのだから、きちんと見極めなさい、ということでした。いま一つは、「突然に」です。今回と…

2021年6月20日「主の言葉は滅びない」(マタイによる福音書24章32~35節)

前回は、人の子、主イエスが、誰にでも分かるような仕方で(稲妻やはげ鷹)来るのだという箇所でした。その予兆として、今まで描かれてきた終末以前の出来事が起こります。それを明確に語るのが、いちじくの木の例えです。32・33節です。 主が来られる予…

2021年6月13日「人の子は来る」(マタイによる福音書24章15~31節)

前回は、飢饉や戦争、地震などが起こるが、それは終末ではない。様々なことが起こった後で、終末が来る。最後に、「それから、終わりが来る(14節)」とありますように、まだ終りではなくて、「産みの苦しみの始まり」(8節)です。終わりよりも前の大切…

2021年6月6日「福音は全世界に」(マタイによる福音書24章1~14節)

5章から7章の山上の説教に対応して、23章から25章には最後の説教です。山上の祝福に対応して、23章では、「不幸だ」と語られていました。今日の箇所は、主イエスの28節の言葉に対する弟子たちの反応からはじまっています。28節の「家」は単数形…