これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年12月30日「共に戦う」(フィリピの信徒への手紙4章2~3節)

今日の聖書箇所は、前回(4章1節、先々週)からは少し唐突な感じがします。そこで、3章1節前半から今日の箇所へ繋げて読んで、前回までの箇所は別の手紙だという読み方もあります。パウロは手紙も終盤に近づく中で、フィリピの教会で実際にあった問題に…

2018年12月23日「神の恵みが現れた理由」(テトスへの手紙2章11~15節)

クリスマスおめでとうございます。 今日はフィリピの講解説教をお休みして、聖書日課のクリスマスの聖書箇所(クリスマスによく読まれる聖書箇所)です。11節。この恵みとは、神の子イエス・キリストを与えられたことにほかなりません。「すべての人々」が…

2018年12月16日「しっかりと立て」(フィリピの信徒への手紙4章1節)

<p">https://www.dropbox.com/s/?dl=0> 今日から4章(最後の章)に入りますが、多くの方がそう捉えるように、今日の1節までで、3章からはじまった勧告が終わります(新共同訳聖書もそうです)。パウロは、十字架に敵対して歩んでいる人々の最後が滅びであって</p">…

2018年12月9日「本国は天にあり」(フィリピの信徒への手紙3章18~21節)

前回はパウロが「わたしに倣う者となりなさい」と勧める箇所でした。パウロは今獄中にいます。フィリピの教会の人々の所へ行って励ましたいのだけれども、それは、できません。だから、エパフロディトやテモテを送ります。丁寧に手紙を認めます。パウロが敵…

2018年12月2日「私に倣いなさい」(フィリピの信徒への手紙3章17節)

今日の聖書箇所は、17節の一節だけです。この言葉はきちんと説明をしなければ、分かりにくい言葉であろうと思うからです。謙遜が美徳とされるこの日本社会で、随分と傲慢なことをパウロは言っていると、誤解されかねません。パウロは自信に溢れているのだ…