これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年7月31日「善い業を行って歩む」(エフェソの信徒への手紙2章1~10節)

エフェソの信徒への手紙講解説教は、今日で三回目です。今日の箇所では、信仰に入る以前と今とを比べています。まず、以前のことが語られています。1~3節です。「空中に勢力を持つもの」という古代的な表象が用いられています。しかしそれは、「この世を…

2022年7月23日「教会は満ちておられる場」(エフェソの信徒への手紙1章15~23節)

前回からエフェソの信徒への手紙の講解説教に入りました。しかし一説には前回の箇所は付加部分であって、実際の手紙としては、最初の挨拶の後、今日の箇所になるのだという仮説もあります。実際、今日の箇所の大部分はパウロの祈り(の中身)であって、そこ…

2022年7月17日「時が満ちるに及んで」(エフェソの信徒への手紙1章1~14節)

今日からエフェソの信徒への手紙の講解説教です。この手紙は確実にパウロが書いたと考えられている7つの手紙(ローマ、コリント一・二、ガラテヤ、フィリピ、フィレモン、テサロニケ一)に入っていません。パウロの真正の手紙かどうか分かりません。その上…

2022年7月10日「自分の手で」(ガラテヤの信徒への手紙6章11~18節)

今日はいよいよガラテヤの信徒への手紙、最終回です。最後パウロは、今までの口述筆記をやめて、自分の手で書きます。11節です。全て口述筆記でもよかったでしょう。しかしパウロはこの厳しい手紙の最後に、自分の手で今一度、大切なことを書きます。12…

2022年7月3日「善を行おう」(ガラテヤの信徒への手紙6章6~10節)

前回は、重荷を担うことがテーマでした。今日はその続きとして、「善を行う」ことが語られています。しかもこの短い箇所で、二回も(8・9節)勧められています。この短いガラテヤの信徒への手紙の終り近くにあたって、パウロは勧めるべき幾つかのことを畳…