2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
エフェソの信徒への手紙講解説教は、今日で三回目です。今日の箇所では、信仰に入る以前と今とを比べています。まず、以前のことが語られています。1~3節です。「空中に勢力を持つもの」という古代的な表象が用いられています。しかしそれは、「この世を…
前回からエフェソの信徒への手紙の講解説教に入りました。しかし一説には前回の箇所は付加部分であって、実際の手紙としては、最初の挨拶の後、今日の箇所になるのだという仮説もあります。実際、今日の箇所の大部分はパウロの祈り(の中身)であって、そこ…
今日からエフェソの信徒への手紙の講解説教です。この手紙は確実にパウロが書いたと考えられている7つの手紙(ローマ、コリント一・二、ガラテヤ、フィリピ、フィレモン、テサロニケ一)に入っていません。パウロの真正の手紙かどうか分かりません。その上…
今日はいよいよガラテヤの信徒への手紙、最終回です。最後パウロは、今までの口述筆記をやめて、自分の手で書きます。11節です。全て口述筆記でもよかったでしょう。しかしパウロはこの厳しい手紙の最後に、自分の手で今一度、大切なことを書きます。12…
前回は、重荷を担うことがテーマでした。今日はその続きとして、「善を行う」ことが語られています。しかもこの短い箇所で、二回も(8・9節)勧められています。この短いガラテヤの信徒への手紙の終り近くにあたって、パウロは勧めるべき幾つかのことを畳…