これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年10月31日「ユダヤ人の王、万歳」(マタイによる福音書27章27~31節)

前回、主イエスは、ピラトによって死刑の判決をくだされました。今日の聖書箇所は、その直後、総督の兵士たちがしたことです。それは典型的な侮辱の様子であり、いくつもの平行例が報告されています。 27節です。部隊の全員というのがどの位の人数になるの…

2021年10月24日「十字架につけろ」(マタイによる福音書27章15~26節)

今日の聖書箇所は、前回の続きで、ピラトから死刑の判決を受けます。ポイントは幾つもありまして、例えばピラトの妻が見た夢(19節)や、祭司長たちや長老たち(の妬み)、また、バラバのこと。更に大きなこととして、正義を行うべき立場にあるピラトが死…

2021年10月17日「何も答えない」(マタイによる福音書27章11~14節)

https://www.dropbox.com/s/?dl=0 今日の聖書箇所は、内容的に申しますと次回と一つです。しかし今回は、主イエスが黙っておられたことと、「十字架につけろ」と叫んだ群衆のそれぞれに焦点を当てたいと思い、二回に分けました。今日は前半の主イエスが黙っ…

2021年10月10日「自殺とは何か」(マタイによる福音書27章1~10節)

今日からまた、マタイの講解説教に戻ります。前回は、ペトロが三度主イエスを知らないといいました。主イエスの予告した通りです。そして中庭の外に出て激しく泣きました。それに対して、今日の箇所では、ユダが首をつって死にます。文脈上大切なのは、ユダ…

2021年10月3日「主から受けたものを」(コリントの信徒への手紙一11章23~26節)

今日は世界聖餐日です。そこでマタイの講解説教を休んで、コリントから聴きます。聖書に親しみ祈る会では、既にこの箇所を終り、いわゆる「愛の讃歌」も読んで、「預言と異言」に入る所です。 なぜこの聖書箇所かと申しますと、この箇所が、聖餐について書か…