これまでの説教

日本基督教団幕張教会 早乙女哲自牧師

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年3月27日「ただ約束によって」(ガラテヤの信徒への手紙3章15~20節)

パウロはまず、分かりやすく説明すると申します。15節前半ですね。しかし私達からみて、ここのパウロの説明が分かりやすいかどうかは、微妙なところです。まずパウロは、世俗の遺言(元のギリシャ語で遺言と約束・契約は同じ言葉)の話をします。15節後…

2022年1月16日「誰がアブラハムの子か」(ガラテヤの信徒への手紙3章7~14節)

今日の聖書箇所は、前回最後の6節からきています。アブラハムは神を信じた、そのことで彼は義と認められました。するとどうなるのか。 7節です。誰がアブラハムの子かということが問題になっています。もともとヘブライ語の「子」は様々な意味があります(…

2022年3月13日「一つだけ」(ガラテヤの信徒への手紙3章1~6節)

今日の聖書箇所は、勿論前回までの聖書箇所に繋がっているわけですが、かなり厳しいことが語られています。1節です。問題は、福音か律法か、です。そして異邦人キリスト者にも、「十字架につけられた姿」がはっきりと示されました。にもかかわらず、そのよ…

2022年3月6日「ペトロを非難する」(ガラテヤの信徒への手紙2章15~21節)

今日の聖書箇所は、前回と合わせて、パウロがペトロ(ケファ)を非難する箇所です。主に前回の箇所で実際にパウロがペトロを非難した様子が描かれていました。今日は、その理由・事情を描きます。 まず15節から、一人称が「わたしたち」になります。これは…